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@面接とは、ある意味で、欲する人と売り込む人が真っ向からぶつかる真剣勝負ということができる。 いうなれば、意思のぶつかり合い。自信や意欲を感じ取ってもらうことがとても重要なのだ。せっかく立派な答えであっても、うつむいていては意欲は伝わらない。 まず、面接官の視線をまっすぐに受け止め、堂々と話そう。上まぶたに力を入れ、こめかみ付近の筋肉を心持ち引っぱりぎみにすると、自信に満ちた目が演出できる。 A面接官は、応募者の答えを受けて、さらに突っ込んだ質問をしようと待ち構えているものだ。 面接官の用意する先々の質問が読める場合もある。が、ここでは決して答えを先回りするようなことをしてはいけない。 一つの質問に明瞭簡潔に答え、次の質問を待つ。先読みした回答では、質問に答えたことにならないし、会話の呼吸を乱してしまうことにもなるのだ。ハキハキとテンポよく、会話のリズムを大切にしよう。 B自己を強く印象づけたいあまり、強引な実績の売り込みになったり、言葉の端々にゴリ押しが感じられるようだと印象は悪い。 ふだんの人間関係と同じことで、常に謙虚さは必要だ。面接官が期待するのは、あくまで未来である。 そのことを念頭に、過去の実績が、その会社の将来にどんなふうに役立つ可能性があるのかアピールしていこう。 C面接官が最も敬遠するのは、消極的で覇気の感じられないタイプだ。 ここで働きたいという積極性が伝えられなければ、その面接は失敗に終わる。積極性は言葉だけではなく、機敏な動作や身ぶりによっても表現することができる。言葉もハキハキと小気味よさを印象づけよう。 D知識の量が測られていると思うと、つい背伸びをしてしまいがちだが、すぐにボロが出る。 分からないことは分からないと答える方が、誠実な印象を与え、結果としてプラスになるだろう。 E面接の受け答えは、必ずしもスマートである必要はない。 むしろ、多少たどたどしくとも、伝えたいという気持ちが前面に表れる方が、熱意や一生懸命さが感じられて、好印象を与える場合もある。 また、そうした態度からは、誠実な人柄も偲ばれる。こと面接においては派手なパフォーマンスを演じるよりも、飾り気のない純朴なタイプが受け入れられやすい。 @入室 入室時には軽くドアをノックし「どうぞ」の声が掛かってから開ける。静かにドアを閉めたら、面接官を見て一礼「よろしくお願いいたします」というのもいいだろう。 勧められてから席に着く。面接の開始直後は、住んでいる地域や交通機関、所要時間など当たりさわりのない話題から入るのがふつう。この間に緊張をほぐそう。 ↓ A現在の仕事内容 面接中の姿勢は、背筋を伸ばし、手は軽くひざにのせておく。 現在の仕事内容については、どんな仕事をしていて、どのくらいの成果をあげたのか具体的に示すことがポイントになる。 数字や表彰歴、困難を乗り越えたエピソードなど交えながら話すと説得力が増す。事前にキャリアを整理しておいたものがここで役に立つ。 ↓ B転職理由 現状への不満などネガティブな理由は、前向きさに欠けると判断されてしまう。 辞めるとき、自分にとって好ましくない環境に対し、どういう前向きな行動を取ったかを面接官は知りたがる。 うちも同じ理由で辞めてしまうのではと思うからだ。前向きさを示し、ステップアップを目指した転職であることを伝えたい。 ↓ C仕事の志望動機 その仕事についての下調べが不足し、自分のこれからの仕事のイメージができていないと、あこがれや興味本位と思われても仕方がない。 なぜ、これまでのキャリアを捨ててまで、その仕事にチャレンジするのかが分かってもらえるよう志望動機を整理しておく必要がある。 「こんな仕事がしたいから」と、具体的にハッキリいえることが望ましい。 ↓ D会社の志望動機 会社の志望動機については「将来性がありそうだから」「安定しているから」といったどこの会社にでも当てはまるようなマニュアル的な回答では印象が薄い。 会社研究で得た情報をもとに、自分なりの視点で志望の理由を話すようにしたい。また、待遇面ばかりに偏ると仕事への意欲に欠けるように思われてしまうので注意が必要だ。 ↓ E条件確認 会社として応じられるかどうかの確認なので、無理な条件を突き付けるのは避ける。 あらかじめ業界の状況や会社の状態、自分がこれからもたらすであろう貢献度などを加味して、金額の目安を引いておくと説得力がある。 希望給与の伝え方は難しいが、基本的に自分をアピールした後は、会社の提示額を待つという姿勢が望ましい。 ↓ F応募者からの質問 面接のやりとりの中でよく分からなかったこと、不安に思ったことなどを質問してみればいい。 給与や待遇のことばかりをしつこく聞くのは感心できないが、仕事内容などについては納得いくまで聞いておいた方がいい。 事前に面接で聞くことをまとめておくと、なお有意義な面接にすることができるだろう。 ↓ G退室 退出は面接の最後を飾る締めくくりの場面。 質疑応答が終了したら、まず、椅子のわきに立ち一礼する。その際には「ありがとうございました」の一言を添えよう。 さらにドアの所で一礼して、ドアを開ける。ドアは静かに閉めて、最後まで気を抜かないこと。 |